半田赤レンガ建物

半田赤レンガ建物について

半田赤レンガ建物は、明治時代の半田の起業家たちが本格ドイツビールを作るため、豊富な財力と時代の最先端の技術を導入して明治31年(1898)に建てられた建物です。設計は明治時代を代表する建築家・妻木頼黄、日本のレンガ造の建物としては、東京駅、北海道庁、横浜新港埠頭倉庫に次ぐ大規模な建築物です。

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常時オープン後の施設内(土産物コーナー)

赤レンガ建物概要

建物名称 半田赤レンガ建物(旧カブトビール半田工場)
所在地 半田市榎下町8番地
竣工 1898年(明治31年)10月31日
基本設計 ゲルマニア機械製作所(ドイツ)
実施設計 米国工学士 妻木頼黄(監督:桑畑梅太郎)
施工 清水組(現清水建設株式会社)
規模 地上5階建
敷地面積 33,786.98m2
建築面積 現存部は推定2,829m2  約651m2取り壊し
延床面積 現存部は推定5,456m2  約1,526m2取り壊し
建物高 約21m(竣工記録では約18m)
構造形式 煉瓦造、一部木造(ハーフティンバー構造)
イギリス積、一部長手積
スラブ 鉄骨併用煉瓦造アーチ耐火床
屋根 当初・天然スレート葺き一部亜鉛板棒葺き 現在・カラー波鉄板(仮葺き)波板スレート(仮葺き)